保守主義の哲学---政策討論(論争)たったの「2日」、国家・国民の品性を喪失した腐敗政党「民主党」

 読者の皆さまには、いつも〔=ブログ作成者〕の稚拙な小論をお読み頂き、深く御礼申し上げます。


 さて、今回は、
827日告示、829日投開票(???)の民主党代表選について一言コメントしておきたい。


 ―――【産経新聞】(
2011.8.27 12:01)ここから―――


 5氏乱立 短期決戦スタート 「有権者」は398


 菅直人首相の後継を決める民主党代表選は27日、告示された。前原誠司前外相(49)、馬淵澄夫前国土交通相(51)、海江田万里経済産業相(62)、野田佳彦財務相(54)、鹿野道彦農水相(69)の5人が立候補を届け出た。29日の投開票に向けた短期決戦がスタートした。


 党内最大勢力を率いる小沢一郎元代表の支持を得た海江田氏と、これまで菅政権を支えてきた「脱小沢路線党内主流派を支持基盤とする前原氏との対決を軸に、多数派工作本格化する。海江田、前原両氏は1回目の投票で過半数獲得を目指すが、候補者5人の乱立で、上位2人による決選投票になだれ込む可能性もある。


 各候補はこの日午前から、それぞれ都内のホテルなどに設置した選対本部に入り、電話などで支持を訴えた。午後には、日本記者クラブで行われる共同記者会見に出席。東日本大震災復興策やそれに伴う増税原発政策衆院選マニフェスト政権公約)の修正小沢氏の党員資格停止処分見直しなどを争点議論を戦わせる予定だ。


 前原氏は27日午前、選対本部のある都内のホテルで「震災復興原発対策経済成長日本を元気にすること訴え正々堂々と戦っていく」と強調した。


 馬淵氏は出陣式で「代表選開かれた政策議論の場であることを伝えたい。この国の再生のために、命をかけて戦うことを誓う」と決意を新たにした。


 海江田氏は記者団に「正々堂々と代表選を戦い抜きたい。日本の抱える課題にしっかり取り組む」と意気込みを語った。小沢氏も選対本部を訪れ激励した。


 野田氏は記者団に「いいスタートが切れるようにがんばっていきたい。同志と心合わせをして誠心誠意、心からのお願いをさせていただく」述べた。


 鹿野氏は都内の事務所での出陣式で「困難な日本の国が次の時代に向けて光を見いだすために、あらゆる努力をしていきたい」と訴えた。


 新代表は党所属衆参国会議員だけ投票選出される。現在、衆院301人、参院106人の計407人だが、小沢氏ら党員資格停止中の議員9人は投票資格がないため有権者は398人となる。過半数は200票。


 ―――【産経新聞】(
2011.8.27 12:01)ここまで―――


 〔=ブログ作成者〕のコメント:


 〔=ブログ作成者〕はこれまで、反日極左民主党の政策を批判し続けてきた。


 しかし、この度の民主党代表選挙は、これまでの民主党政治の腐敗堕落および政党政治以前の問題として人間道徳的頽廃を極限において露呈している。


 そもそも、今回の民主党代表選挙とは、告示が
827日、投開票が829日であり、期間わずか3日間党代表選出する???というのである。


 言うまでもなく、政策理念の陳述の時間など最大でも
2日しかないし、況や、候補者同士のまともな政策論争政策討論機会など設けられるわけもない


 だが、反日極左民主党は、この事実のみにおいて、東日本大震災による犠牲者と被災者の方々、


 福島第一原発事故の被災者の方々および浜岡原発の停止措置によって生じた今夏の電力不足に対しクールビズ・サマータイム・太陽光発電等々で協力している日本国中の人々、


 直に被災現地へ赴いて震災・原発事故の復旧対策に汗水流して協力している人々など、


 すべての日本国民すべての民間企業完全無視し、愚弄しているのは明白であろう。


 少なくともバーク保守主義者である〔=ブログ作成者〕の常識から述べれば、この震災発生後わずか
5カ月足らずこの時期政権与党民主党党代表選において、立候補者が上記の広範で重々しい課題の要・不要や優先順位やその財政問題への対処方針および日本国の原発とエネルギー問題(=経済産業問題)などについてすべての日本国民に対して公開の場で堂々と充分な時間を採って詳細な議論することを全くしない、あるいは当初から議論する姿勢も見せないという異常さは、一国の政権政党政党政治家として非常識過ぎるし、100%失格である。


 反日極左民主党の政策や行動の愚鈍性本質とは、すべての民主党国会議員の「正統なる国家観欠如」と「最低限度人間道徳美徳頽廃」である。


 代表選候補者思想信条については、ここでは一切触れない


 が、
all左翼なのだから、この中に真正保守自由主義者など一人としているわけがないのは自明であろう。


 最後に、反日極左民主党には完全に欠落しているが、我々の真正保守自由主義グループでは尊重する“国家国民品性美徳)”について、至極簡潔に述べている一節を世界最高の「道徳書(→「自己啓発本」ではない)」の一つである
Samuel Smiles, “Characterサミュエルスマイルズ品性論』)から抜粋して掲載しておく。


 ※ 邦訳は、〔=ブログ作成者〕、(  )内は、〔=ブログ作成者〕の補足。


 
Nations, like individuals, derive support and strength from the feeling that they belong to an illustrious race, that they are the heirs of their greatness, and ought to be the perpetuators of their glory.


 It is of momentous importance that a nation should have a great past to look back upon.


 It steadies the life of the present, elevates and upholds it, and lightens and lifts it up, by the memory of the great deeds, the noble sufferings, and the valorous achievements of the men of old.


 The life of nation, as of men, is a great treasury of experience, which, wisely used, issues in social progress and improvement; or, misused, issues in dreams, delusions, and failure.


 Like men, nations are purified and strengthened by trials.


 Some of the most glorious chapters in their history are those containing the record of the sufferings by means of which their character has been developed.


 Love of liberty and patriotic feeling may have done much, but trial and suffering nobly borne more than all.1
 


 
1) SAMUEL SMILES, “CHARACTER”, Serenity Publishers, LLC, pp.23-24.


 
護国の精神と国力は、国民各自(が家族、血縁、地縁、信仰などから形成される中間組織に対して抱くの)と同様に、その国民が――自分たちは、輝かしい民族に属しており、(古来の祖先の)偉業の相続人であり、国家の繁栄を(未来の子孫に)永続させる義務を有する国民である――と自覚することにその起源を持つものである。


 (それゆえ、護国の精神と国力を維持するためには)その国家に、回顧するに値する過去の(祖先の)偉業(=歴史)が存在するという事実が極めて重要なのである。


 (国家の)過去の偉業は――祖先の偉大な功績、高貴な苦難、勇気ある功績を思い出させることによって――現在の国民の生を安定させ、向上させ、生を支持して、さらに現在の国民の生を輝かせ、元気を起させてくれるものである。


 国民各自の生と同様に考えるならば、国家の生命とは、一つの巨大な経験――それらは、もし賢明に利用されるならば社会の進歩と改良を導くが、誤って利用されるならば、空想、妄想および失敗を招くことになる経験である――の宝庫である。


 国家は、個人と同様に、試練(を受けること)によって精練され、強固となる。


 国家の歴史の中で、最も栄光ある章節の一部は、苦難の記録を含んでおり、苦難という試練を受けることによって、国家の品性は発展してきたのである。


 (古来より国民は)自由への愛着と愛国心に起因して、多くの(国家の)偉業を成就してきたかもしれないが、その偉業のすべてを上回るほど多くの(国家の)試練と苦難に、(国民が)気高い精神で堪え忍んできたという事実も忘れてはならないのである。


 ――――――――――


 
Where national character ceases to be upheld, a nation may be regarded as next to lost.


 Where it ceases to esteem and to practice the virtues of truthfulness, honesty, integrity, and justice, it does not deserve to live.


 And when the time arrives in any country when wealth has so corrupted, or pleasure so depraved, or faction so infatuated the people, that honour, order, obedience, virtue, and loyalty have seemingly become things of past; then, amidst the darkness, when honest men---if, happy, there be such left---are groping about and feeling for each other’s hands, their only remaining hope will be in the restoration and elevation of Individual Character; for by that alone can a nation be saved; and if character be irrecoverably lost, then indeed there will be nothing left worth saving.2


 
2) SAMUEL SMILES, “CHARACTER”, Serenity Publishers, LLC, pp.25.


 国民が品性を維持する努力を止めるならば、その国家は滅亡に瀕していると考えてよい。


 国民が誠実、正直、清廉、正義の美徳を尊重し、実践する努力を止めるならば、そのような国家は存続する価値を失ってしまう。


 富が国民を腐敗させ、快楽が国民を堕落させ、国民が名誉、秩序、従順、高潔および忠誠の美徳は過去の遺物に過ぎないと考えていることが一見して解る時、国家は滅亡に至る。


 国民がこのような(無道徳の)暗愚の中にある時、もし幸福にも(美徳ある)誠実な国民が残っており、相互に協力して(解決策を)模索して考えるとしても、彼らに遺された唯一の希望――それに頼ること以外には、国家の滅亡を回避することができない希望――は国民各自が自己の品性を回復させ、向上させることのみである。


 しかし、もし、(不幸にも)国民の品性が回復不能なほどに喪失され、遂に守るべき(道徳)価値が全く何もなくなってしまった時、国家は滅亡に至るのである。


 ――――――――――


 次回は、保守主義の哲学
---バーク『フランス革命の省察』の翻訳と解説Series-11に戻る予定である。


【平成
23827日掲載】

エドマンドバーク保守主義者(神戸発)

  
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