自民党よ、真の復活を遂げたいならば、バーク保守主義/ハミルトン保守主義を奉戴せよ!

 自民党が惨敗した。これは、国民皆、予想済みだったことであろう。もともと戦後日本の自民党とは真の保守政党とは全く言えなかった。というより、「真正の保守主義」の概念すら無かったと言える。左から右まで、ごちゃまぜの政党だった。特に中曽根康弘などの極左人が保守の首領と錯覚されているくらいだから、どうしようもない。それを見抜く力が国民にもない。ただ、政権政党だという求心力とそれに代われる政党がなかったというだけで存続してきた政党である。そこへもって、小泉純一郎が「自民党をぶっ壊す!」といって党総裁・総理大臣になったのだから、今回の結果は当然の自滅である。

  が、しかし、はっきり言って、民主党の人材・能力・イデオロギーは、その数倍たちが悪い。自民党には真正の保守主義者と呼べる人間が決して多くはないが存在した。民主党の野田・前原などやや保守主義的な人間もいるが、真正の保守主義者とは程遠い。民主党の真正の保守主義者は、ほぼゼロである。意識していようが、いまいが、ほぼ全員が(左翼+極左)であうろう。

  このような状況において、日本の未来を守るには、自民党に真の保守主義政党として復活してもらうしかないのであるし、今回落選した議員が復活する道はそれしかないであろう。民主党政権は何年もつか疑問であるが、その政策は必ず現在よりさらにどんどん左傾化していくのは、間違いない。この過程で民主党が、何らかの決定的政策上の失敗を犯し、国民に糾弾されるならば、次の総選挙は「真正保守主義」対「左翼(社会・共産)主義」の真のイデオロギー対決とするべきである。民主党の政策の失敗は必ずその「平等主義」=「左翼思想」の失敗から生じると考えられるからである。また、社民党が民主党への協力姿勢を見せているのであれば、なおさらである。このため、次回の総選挙では、「真に再生した自民党」が日本の左翼勢力を一掃するチャンスが到来するという希望を持ってもらいたい。

  このため、自民党は真正の保守主義である「英国バーク保守主義」または「米国のハミルトン保守主義」を身につけ、「真正保守の正論」で、「左翼の狂言」を論駁しなければならない。また、国民も、もう少し、「目先の経済ばかり」にとらわれず、政治哲学とか国体・憲法観とか外交・防衛政策などで政党を決定する眼力をつけなくてはいけない。現在の日本国民は政治的見識はゼロに近い。政治的愚衆である。(ちょっと、言いすぎたかな・・・)今回の民主党マニフェストのように、外交や国防政策に全く触れない、国内政策など自由主義先進国の選挙では考えられない愚鈍の政策である。なぜなら、いくら、最低年金保証や子ども手当や高速道路無料化・・・・を掲げても(実行できないであろうが)北朝鮮や中国やロシアが日本への侵略行為を開始すれば、国内政策自体が意味をなさないであろう。「そんなことがあるわけないじゃん」と思っているあなた。次の事実を知っていましたか。

  ちなみに、日本国民は、ロシアが1990年以降、大軍拡をおこなっていることを知っているのだろうか?例えば、ロシアの新型核兵器開発ペースは、ソ連時代と変わらず、日本の自衛隊に比べれば巨大かつ加速的である。新型のICBMのSS-27 を1997年には配備開始したし、すでに数十基を生産した。航空機もSu-35など新型の開発に余念がないし、とくに巡航ミサイルには資源をかなり投入している。つまり、ロシアは日本に対する核攻撃態勢を重点的に充実してきている。ロシアが爆撃機バックファイヤーのほとんどを極東に移駐させたのは、それによる対日核攻撃に備えるためである。現在、ロシアはバックファイア―137機を日本に向けて発進できる。それぞれ3基の核巡航ミサイルAS-4を搭載できるので、これだけで、400個以上の水爆を日本に投下できる。

  対日攻撃を任務とする太平洋艦隊のスラバ級巡洋艦一隻は、350キロトンの水爆をつけた核巡航ミサイルSS-N-12を16基装備しているが、これだけでヒロシマ原爆の500倍の破壊力で日本を襲うことになる。しかし、日本には、先の空中発射巡航ミサイルAS-4や海上発射巡航ミサイルSS-N-12 を撃墜できる兵器は何一つない。米国からMD(弾道ミサイル防御)---スタンダード・ミサイルやパトリオットPAC3など---の導入で北朝鮮のノドンやテポドン弾道ミサイルには対処できてもMDはロシアの巡航ミサイルには全くの無力である。ロシアは日本に対して、1,000から3,000発の核を投下できる体制にあるのである。これがソ連崩壊後のロシアの事実である。

  同様に、中国共産党も約100基ほどの水爆搭載ミサイルを日本に投下すべく照準を合わせて配備している。

  民主党党首の鳩山由紀夫は、このような、現実を知って、非核三原則を法律化するなどの戯言をほざいているのであろうか。もし、知らないのなら、ただの無知の大バカであるし、知っていて言っているのなら、日本国民の生命をロシアや中国の手にゆだねるということであり、馬鹿を超えて、精神疾患者・売国奴である。このような人間に政権を与えて本当に良かったの?日本国民のみなさん。

  このように民主党政権は必ず左傾化政策を打ち出してくる。「左傾化政策」とは、かつての社会党の土井たかこ党首が「平和憲法第九条堅持=非武装中立」を叫んだその”本意”が、「日本を無防備(非武装)にして、ソ連に日本無血占領させ、日本を共産国家にして社会党がソ連共産党の下で日本の政権を担うこと」であったように、日本国や日本国民の生命・財産・自由を危機にさらす政策のことである。

  このような、観点から自民党は今回惨敗したが、国民の生命・自由・財産を死守する真正の保守主義である英国の「エドマンド・バーク保守主義」・米国の「アレクサンダー・ハミルトン保守主義」を身につけ、真正の保守政党として復活してもらいたい。

  また国民にも、目先の経済ばかりにとらわれず、「眼に見えない危機」を“見通す眼力”を養ってもらいたい。

  このような趣旨から、次回より本ブログで、世界の真正保守主義の「知の巨星」たち、---コーク・バーク・ハミルトン・アーレント(←保守主義とは言いにくいが・・・)・ポパー・ドストエフスキー・トクヴィル・ベルジャーエフ・オルテガ・ヒューム・ハイエクなど‐‐‐の哲学・思想を紹介していくこととする。

  興味ある方はぜひ読んで、真正の保守主義を知っていただきたい。物事の見方が変わります。なお、上記シリーズにおける、私の解説は、主として、筑波大学名誉教授のバーク研究第一人者である中川八洋先生の著作群と保守主義関連文献に私なりの噛み砕いた解釈と意見を付しながら行っていくつもりである。

  また、エドマンド・バーク保守主義の概要については、すでにこのブログサイト内でも紹介している。

  さらに、バーク保守主義の観点から見た、日本国憲法論や大東亜戦争観(いわゆる、「つくる会」の歴史観とはまた、若干異なった歴史観である)については、下記のホームページを立ち上げているので、本を読む程度の気持ちで気軽に立ち寄っていただきたい。今までの常識をひっくり返す「エッ、ホント?」とびっくりするような話が満載です。どうぞ一読あれ。熟読すれば、たぶん、東大法学部の学生の数倍の智力がつく、ホームページになっていると自負している。

  ホームページ➡エドマンド・バーク保守主義

(次回へつづく)

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