保守主義の哲学---ホイッグ主義の蘇生による社会主義の撃退が日本救国の道である(1)


―――――エドマンド・バーク保守主義―――――

―――――保守主義哲学の神髄―――――

 18世紀 英国の“ホイッグ主義”の系譜――バークマコーレーグラッドストーンアクトン卿ハミルトントクヴィルハイエクらの思想を正統継承する者こそ真正自由主義者真正保守主義者である。

ホイッグ主義蘇生による社会主義撃退日本救国の道である(1)

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 読者の皆さんへ。

 参議院選挙は、とりあえず、民主党の大敗に終わった。

 読者の皆様におきましては、真正の日本国民として「民主党の参議院からの退場」に大変ご協力頂いたこと、心より感謝いたします

 参議院選挙の結果、「衆議院と参議院のねじれ現象」が生じることとなった。

 昨今の不景気の時に、ねじれ国会など困ったものだという愚かな意見もあるが、最低限の景気対策などはその都度、与野党が協力すれば済むことであって、ねじれ国会になったことは、民主党が参議院選で単独過半数を獲得した場合に比して、数万倍以上日本国日本国民の利益(=国益)に適った結果あって、今後は、民主党政府の提出する予算案以外のいかなる悪法案も、スムーズに国会を通過させることは困難になった。

 と思い、さて当面の間、〔=ブログ作成者〕は、ブログを小休止して、次々と山積する問題の中から緊急の問題である「福祉国家社会保障)の制度設計の基礎にある社会主義思想の炙り出しと論駁の試み」、「ジェンダーフリー思想理論的基礎破壊と消滅の試み」を寄稿する準備に専念していた。

 ところが、である。

 「福祉国家社会保障)の制度設計の基礎にある社会主義思想の炙り出しと論駁の試み」に関するブログを書いているうちに、福祉国家を維持するために政府の権力によってなされる強制的平等主義に基づく「所得の再分配政策」(=フェビアン社会主義ケインズ経済学に基づく赤字国債無制限の発行

 という国家による富裕層からの合法的強盗強奪にすぎない社会主義が日本国に蔓延しながらも、それらについて、全くの無視かつ無関心かつ無反応大多数の日本国民に、日本国(=日本国民自身)を蝕んでいる、この一見静かで無色透明社会主義が究極的には日本国を破滅に誘導する極めて危険な思想の下で恣意的に遂行されているのだという認識を持ってもらう必要性を感じるに至った。

 そこで、今回の〔=ブログ作成者〕のブログの内容は当初、平等主義思想(=社会主義思想批判による所得再分配政策批判を行なう予定であったのだが、平等主義(=社会主義批判による所得再分配政策批判をしても、真正の保守主義者として、その代替案提示できないならば、真正の保守主義(=真正の自由主義が、平等主義(=社会主義)対する単なる批判主義すぎないという誤解与えることになりかねないという結論に至った。

 そこで今回は、読者の皆さんおよび多くの日本国民に、平等主義(=社会主義)の価値観に代替する真正の自由主義真正の保守主義バーク保守主義ホイッグウィッグ主義(=Whiggismが、自らの“価値観”積極的主体的明示する主義(=イデオロギー)であって、批判手段として主義(=イデオロギーではないことをまず第一に「明確に認識してもらう」という目的変更することにしたという具合である。

 であるから、〔=ブログ作成者〕は読者の皆さんに、今回の一連のブログで、“真正の保守主義”=“真正の自由主義”=“ホイッグ主義”の“真の自由の価値観”の骨格明示し、後日、テーマを改めて「福祉国家」のみに限定した別の一連のブログ福祉国家政策(=社会保障制度所得の再分配政策)の制度設計根本的問題点洗い出しとそれに対する自由主義的価値観による社会保障制度の抜本的見直し案あるいは、少なくとも見直しの方向性について提示するつもりである。

 消費税何%上げようともスローガンそれはあなたの罪ではない(=それは社会全体の罪である)」という社会主義虚偽プロパガンダ大成果によって、日本国民社会的正義であると大錯覚させられている「福祉国家政策」に対する「誤った価値観」と社会保障制度抜本的見直しせずして近い未来に起こるだろう日本国の財政破綻回避=日本国の終焉回避あり得ない

 ちなみに、日本国がデフォルト(=債務不履行)に陥り、IMFによる債券管理下に入った場合実行される項目及び手法を示した文書と言われ、IMFの調査官と日本国の閣僚が作成したとか、そうでないとか偽造文書であるとかないとか言われている「ネバダ・レポート」と言う文書がある。

 このレポートの真偽・IMFとの関係・信憑性などはどうでもよいのであるが、一つだけどうでもよいと見逃せない点がある。

 この「ネバダ・レポート」の中で財政破綻した日本に対して講じる必要のある措置とされた箇所である。

1)公務員総数の30%カット、及び給料30%カット、ボーナスは例外なく全てカット

2)公務員の退職金は100%全てカット

3)年金は一律30%カット

4)国債の利払いは5年〜10年間停止

5)消費税を20%に引き上げ

6)所得税課税最低限を引き下げ、年収100万円以上から徴税

7)資産税を導入し、

  ・不動産に対しては公示価格の5%を課税

  ・債券、社債については515%を課税

  ・株式は、取得金額の1%を課税

8)預金については一律1000万円以上のペイオフを実施し、第二段階として、預金を30%〜40%財産税として没収する

 私〔=ブログ作成者〕の盟友ブログ「真正保守政党を設立する」:“「消費税増税」の前にやらねばならぬ事は、幾らでもある。”より引用。

 そして、2010年7月15日の産経新聞に掲載された次の新聞記事(朝日・読売等でも掲載された)の内容。

――――――――――

 IMF、日本に消費税の段階引き上げ要請 11年度から最大15%

 【ワシントン=渡辺浩生】国際通貨基金IMF14日、日本経済に関する年次審査報告を公表し、先進国で最悪水準の財政状況の再建に向けて、2011年度から消費税の段階的な引き上げを含む財政健全化の必要性を訴えた

 また菅直人政権が発表した財政運営戦略に期待を表明した。

 参院選の民主党大敗で、消費税増税など税制改革の先送り論が高まる中、IMFの提言は今後の財政論議に影響を与えそうだ。

 報告は、09年度の財政赤字が対国内総生産(GDP)比で10.25%、純公的債務は110%に達した日本の財政状況先進国で最も高い水準と指摘。「信頼に足る財政調整の喫緊性」を強調した。

 そのうえで財政健全化策11年度から着手すべきと指摘。包括的税制改革として消費税率を11年度から最大15%まで引き上げたケース例示。GDP比で4~5%分の歳入が増えると試算した。14%から最大22%までの引き上げたケースも例示した。

 また、消費増税に加え、所得税控除の縮減を行う一方で、国内投資を刺激するための法人税の引き下げも行うべきとしている。

 審査報告を受けたIMF理事会の政策提言でも「包括的な税制改革に支えられた段階的な消費税増税や社会保障制度改革に焦点をあてるべきと提言。ただ、実施にはまだ初期段階にある景気回復に配慮すべきとも指摘している。

7151129分配信 産経新聞

――――――――――

 要するに、問題なのは「ネバダ・レポート」がIMFによって作成された文書であるかそうではないかなどとは無関係に、「ネバダ・レポート」が提示している消費税率の水準とIMFの年次審査報告で例示している消費税率の水準は、どちらも20%付近を目標に設定されており、日本の財政状況その程度に最悪の状況にある理解することである。

 さらに、〔=ブログ作成者〕が今回のブログの内容を掲載するに至った動機は、先の参議院選挙における次のような「多くの日本国民の戸惑いの声を聞いたことも影響している

 『極左の民主党には投票したくない。しかし、他のどの政党に投票すべきかを考えても、政策理念の相違が全くわからない

 あるいは『自分投票したいと思える政治理念を掲げる政党が、一つも存在しない』などである。

 そして〔=ブログ作成者〕は、次のように考えるに至った。

 真正の保守主義とは、個人的自由侵害する社会主義(=マルクス主義フェビアン主義マルクスレーニン主義などの急進的動向に対して習慣的に抵抗する守旧主義(=今日までの日本国の、いわゆる保守派保守系・タカ派・右派と呼ばれる人びとで、保守主義の哲学理論持たない批判主義

 ではなく社会主義に対して積極的反対主義(=真正自由主義)の哲学理論を唱え、日本国で急進する社会主義的方向傾向に対し、反対理論を持たない守旧主義のように批判して社会主義的方向傾向進展スピード遅らせるだけではなく、その時代の社会主義的方向傾向自体自由主義的方向傾向変更させ得る、つまり、真正自由主義としての目指すべき方向明示できる強力な説得理論を備えた主義でなければならないはずである。

 そして、そのような明確な真正の自由主義哲学政策理念掲げる政党皆無であることが、良識ある日本国民に『既存政党の政策理念の相違が解らない』、『投票したい政策理念の政党が一つもない』と感じさせる最大の原因である、つまり、選挙のたびに乱立する新党も含め、日本国の政党すべてが、単なる守旧主義(=概ね保守系保守色が強い、などと形容される)的傾向あるいは社会主義的傾向汚染されており、“真正の自由主義”=“真正の保守主義”の政策理念掲げていないから、良識ある日本国民に『投票したい政党が一つもない』と感じさせるのだ、ということである。

 これは、日本国のすべての政党が、国家の財政再建政策理念に掲げる場合に、「所得の再分配による福祉国家政策社会保障制度」=『フェビアン社会主義の掲げる政治理念そのもの』の抜本的制度改革の必要性についてさえ、「能力不足のために、国民を納得させる説明できないため選挙の票失うことが怖くて何も触れられない」、あるいは、無能民主党や若干それより保守的自民党象徴されるように「その必要性すら何も解っていないため、消費税を上げて歳入を増やすことしか発想できない」ということにおいて自明であろう。

 ゆえに、今回の一連のブログは社会主義共産主義批判する内容できるだけ最小限度にとどめ、真正の保守主義真正の自由主義ホイッグ主義価値観政治理念(哲学)積極的提示する内容としたのであり、次回の総選挙までに、本ブログ提示するような価値観政治理念真正の保守主義政党が誕生すれば、極左民主党とも守旧主義から脱却できない自民党とも、政治理念をまったく異にする絶対的対立軸としての“真正保守主義政党”が設立できるであろうという〔=ブログ作成者〕の願いを込めた内容となっている。

 では、ここから本論に入って行くこととする。

 なお、読者の皆さんには、今回の一連のブログの内容量が極めて多大であるため、〔=ブログ作成者〕は数日間に渡って、分割掲載していかざるを得ないことを了解頂きたい。

 久しぶりのブログ更新であるので、本論の最初のパラグラフだけは、社会主義者である千葉景子について批判することから始めたいと思う。

20100822ブログ掲載】

 保守主義の哲学---保守主義(哲学)の神髄---ホイッグ主義の蘇生による社会主義の撃退が日本救国の道である(2)へ続く



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