保守主義の哲学---ホイッグ主義の蘇生による社会主義の撃退が日本救国の道である(6)

―――――エドマンド・バーク保守主義―――――

―――――保守主義哲学の神髄―――――

 18世紀 英国の“ホイッグ主義”の系譜――バークマコーレーグラッドストーンアクトン卿ハミルトントクヴィルハイエクらの思想を正統継承する者こそ真正自由主義者真正保守主義者である

――ホイッグ主義蘇生による社会主義撃退日本救国の道である(6)――

 東京大学法学部教授で、右翼を偽装したルソー教信者で、極左の暴力革命理論屋であった上杉慎吉による次のような「天皇主権論」などは、伊藤博文の『憲法義解』には匂いすらない

 暴論の極みであり狂気である。

 「大日本帝国は、・・・天皇の主権者にましますことわが国体であります、天皇の意思は我が国体法上主権たる力を有し国内における一切の意思の力を定むるの力あるのである、絶対的に各人の意思を支配し各人は絶対的に之に服従しなければならぬ、・・・我が国に於て天皇の意思は主権たる唯一の意思であって、他に同一の力を有する意思はないのである、・・・天皇は自ら定めて主権者にましますのであります」(上杉慎吉『帝国憲法述義』、有斐閣、322323

 →〔=ブログ作成者〕の解説:このようなことは、大日本帝国憲法にも『憲法義解』にもどこにも一切書いていない上杉真吉とは、精神的欠陥者であり、間違っても、(憲法学者などと呼べる人物ではない

 「各人は生まれながら天賦の権利を有すると考へたのであります、社会契約的説は、この説(=自然法による天賦の権利)を基礎とするものであって、フランス革命はこの各人(の)天賦の権利を実現せんとしたるものである、1789年の人権宣言はこの天賦の自由権利を宣言する趣旨を有した」(上杉慎吉『帝国憲法述義』、有斐閣、411412

 →〔=ブログ作成者〕の解説:上で、〔=ブログ作成者〕は、校註者(=宮沢俊義)の(註)に次のようにある。

 『義解稿本はここで、「彼の佛國(=フランス)の權利宣言人權宣言〕に謂へる所の自由は他人の自由に妨げざる限(かぎり)、一の(=一切の)制限を受けざる妄想の空論たるに過ぎず」として天賦人權説否定した

 と解説した。

 大日本帝国憲法と「憲法立憲主義とは何であるかも解らなかった革命時フランス人権宣言とを結びつけること自体がナンセンスである。

 「憲法革命の理想発現なり、この理想を発現せんがためにはルソーなかるべからず・・・(日本国で)目前に迫りつつある第二の大世変を邈視(ばくし:軽視)して・・・」(『明治学報』第101号「法律学の基礎たる思想」、1906年、13

 「此の憲法を改正するは、また大権の属せり。ひとたび、憲法を改正すれば、立法権もなし、司法権もなし、またもとより憲法上の官府なるものあることなし(=天皇に全権が渡り、天皇は主権者つまり、ルソーのいう立法者となれる)」

 「憲法改正の手続きに依らずして、憲法を中止し、そのほか憲法に異なるの処置をなすは、もとより主権本来の特性にして、天皇の本質として、これを保有するもの

 (上杉慎吉『帝国憲法綱領』、有斐閣、138139

 →〔=ブログ作成者〕の解説:われわれが、戦前・戦中は「天皇主権」であったと教えられるが、全くの出鱈目である。

 天皇ですら、憲法の規定を超越する「主権」などなかった。

 いわんや日本国憲法の「国民主権」の規定正しいか否かなど考えるまでもなかろう。

 なぜなら、立憲主義とは、すべての権力憲法の規定によって制限され、憲法の規定を超える立法も許されないという主義だからである。

 そうであるのに、その憲法の条文中に、それが「天皇主権」であろうと「国民主権」あろうと「すべてを超越する絶対的権力を意味する主権(=The rights of sovereignty)」が存在することが、まさしく矛盾主権憲法)であろう。

 大日本帝国憲法には「天皇主権」の用語もなく、天皇憲法の規定超越した権限・権力も一切認めていない

 「天皇主権」などは、大日本帝国憲法下では、一切存在し得なかった

 東京帝国大学気狂い憲法学者でっちあげて政府軍部利用したというのが歴史の真実である。

 しかも、上杉慎吉は、右翼ではないルソー主義アナーキスト全体主義者であり、極左人であることも忘れてはならない

――――――――――

 読者の皆さん、理解できていますか?次へ進もう。次は「教育勅語」である。

 以下の教育勅語読誦して、このような真に高貴なる理想”を掲げた日本国明治天皇に、そして自分が日本国の国民であることに、感銘を受け誇りが持てない日本国民いるならば、そのような日本国民こそ何度も何度も教育勅語」を復唱して暗記すべきである。

 『社会契約論』や『共産党宣言』などは、宇宙のかなたへ霧散し消滅するであろう。われわれが祖国日本で、生涯を過ごし、その生を終える時、「善き人生であった」と感じたいならば、“真の価値観”を学ぶべきである。

 バーク保守主義者である〔=ブログ作成者〕は、真正自由主義者であるから、決して他者に対して思想の強制はしない。あくまでアドバイスである。

 ○ 教育に関する勅語1890年)

 朕惟(おも)うに 我が皇祖皇宗(こうそこうそう)国を肇(はじ)むること

 →〔=ブログ作成者〕の解説:皇祖皇宗とは天皇のすべての祖先という意味であって、古事記や日本書紀などの日本神話の“神々”と結びつけるか否かは個人の信教の自由であって、ここでは天皇が神であるとか、神の末裔であるなどと一言も述べていないことに注意。

 宏遠(こうえん)に を樹(た)つること深厚(しんこう)なり 我が臣民

 克(よ)くに克(よ)くに 億兆(おくちょう)心を一にして 世世(よ

 よ)厥(そ)の美を済(な)せるは 此(こ)れ我が国体の精華にして 教育

 の淵源(えんげん)亦(また)実に(ここ)に存す

 →〔=ブログ作成者〕の解説億兆心を一にして・・・国体の精華・・・と聞いて、「天皇独裁の全体主義」などと考えるのは幼稚園レベル発想読解力

 億兆の臣民一丸となって、“”や“”の“美徳”を成し遂げてきたのであり、それが日本国国体の精華であると言っているのであって、ヒトラーユダヤ民族のホロコースト共産ソ連の自国民のジェノサイドなどの全体主義(前者は国家社会主義、後者は共産主義)の極悪非道な“悪徳”は全く無関係であり、「教育勅語内容自体が日本国を軍国主義大東亜戦争導いた原因だ」などと言う主張は、全く根拠をなさない暴論である。

 それは、明治憲法の上諭「我カ臣民權利財産安全ヲ貴重シ之ヲ保護シ此ノ憲法及法律ノ範圍内ニ於テ其ノ享有ヲ完全ナラシムヘキコトヲ宣言ス

 明治憲法 第二章 臣民権利義務 (第十八条第三十二条)において臣民の自由明確に規定していることからも自明である。

 真実は、昭和初期における社会主義思想大量闖入によって、マルクスレーニン主義によって洗脳された政府や軍部の多くの幹部らがこの“教育勅語”や“明治憲法真の精神曲解したり、遵守しなくなったりしたからこそ日本国は大東亜戦争泥沼突き進んでいったのである。

 爾(なんじ)臣民(しんみん) 父母に孝兄弟(けいてい)に友に 夫婦相

あい)和し 朋友(ほうゆう)相(あい)信じ 恭倹(きょうけん)己(お

 のれ)を持(じ)し博愛衆に及ぼし 学を修め業を習い 以て智能を啓発し徳

 器(とっき)を成就し 進んで公益を広め世務(せいむ)を開き 常に国憲(

 こっけん)を重んじ国法に遵(したが)い 一旦緩急あれば義勇公に奉じ 以て

 天壌無窮(てんじょうむきゅう)の皇運扶翼すべし 是(かく)の如きは 

 独り(=ただ単に)朕が忠良の臣民たるのみならず 又(また)以て爾(なんじ)

 祖先の遺風(いふう)を顕彰(けんしょう)するに足らん

 斯(こ)の道は 実に我が皇祖皇宗(こうそこうそう)の遺訓(いくん)にして

 子孫臣民の倶(とも)に遵守(じゅんしゅ)すべき所 之を古今に 通じて謬

あやま)らず 之を中外(ちゅうがい)に施(ほどこ)して悖(もと)らず

 朕(ちん)爾(なんじ)臣民と倶(とも)に拳拳服膺(けんけんふくよう)して

 咸(みな)其(その)徳を一(いつ)にせんことを庶(こい)願う

 明治二十三年十月十三日

 御名(ぎょめい)  御璽(ぎょじ)

 私〔=ブログ作成者〕の用語説明

 皇祖皇宗:天皇の始祖と当代に至るまでの歴代の天皇。天皇のすべての祖先

 恭倹:人に対してはうやうやしく、自分自身は慎み深く振る舞うこと。また、そのさま。

 徳器徳行と器量。才能と徳。

 世務:世の中の務め。事業仕事

 国憲憲法

 天壌無窮:天地とともに永遠に続くこと悠久

 遺風後世に残っている先人=祖先の教え偉業

 顕彰:隠れた善行や功績などを広く知らせること。

 遺訓父祖から子孫への教訓

 中外:国の内外。国内と国外。

 悖る道理にそむく。反する。

 拳拳服膺心に銘記し常に忘れないでいること。

 御名:公文書への天皇の署名

 御璽天皇の印章。天皇の行為であることの証明として、法律や政令などの公布文や認証文に押される。

 →〔=ブログ作成者〕の解説:この教育勅語を読んでみて、読者の皆さんはどのように感じたであろうか。

 もし、現在の日本国に、この教育勅語の“真の価値観”を復活させれば日本国は再び、軍国主義へと暴走して、大東亜戦争同じ愚行繰り返すであろうか。

 私〔=ブログ作成者〕は、全くそうは思わない。逆に、日本国民は、日本国に生まれ、日本国民であること名誉誇り認識し、蘇生開始するであろう。

 なぜなら、この教育勅語は“日本国法そのものだからである。【20100823ブログ掲載】

 保守主義の哲学---ホイッグ主義の蘇生による社会主義の撃退が日本救国の道である(7)へ続く



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