保守主義の哲学---今上陛下、皇族方のご意向を無視・排除する皇室会議(1)

 読者の皆さまには、いつも〔=ブログ作成者〕の稚拙な小論をお読み頂き、深く御礼申し上げます。


 また、〔=ブログ作成者〕の都合(→ブログ内容のさらなる展開のための学識の蓄積作業に集中)により、ブログ更新をしばらく休止しております。


 皆様には、深くお詫び申し上げます。


 ただし、学問的追求のためのブログ休止であり、休止中に〔=ブログ作成者〕が修得した学問的な成果につきましては、〔=ブログ作成者〕の今後のブログやホームページの展開に反映して参りますので、その点については、ある程度の期待をして頂いてよろしいかと思っております。


 さて、厚労省からの天下り官僚である羽毛田宮内庁長官の号令によって、反日・極左の野田民主党の「女性宮家創設」という「天皇制廃止革命」が本格的に動き始めたようである。


 
20051124日に『報告書』を提出した、あの「皇室典範有識者会議」の構成メンバーや参考人のほとんどすべてが日本共産党系あるいはマルクス主義系の思想本籍を持つ「有識者」に偏って選任されており、提出された『報告書』は必然の結果として「皇統断絶!」「皇室廃絶!」「天皇制廃止!」の「革命宣言文書」となった歴然たる事実は、中川八洋 筑波大学名誉教授の『皇位継承学概論』(三部作)+α(1作)などの著作によって、今日では多くの日本国民が既知としている事実である。


 皇位継承三部作


 
入門編:中川八洋『皇統断絶』(ビジネス社、
2005年)

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 基礎編:中川八洋『女性天皇は皇室廃絶』(徳間書店、
2006年)

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 専門編:中川八洋『悠仁天皇と皇室典範』(清流出版、
2007年)

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 +α:同『小林よしのり「新天皇論」の禍毒』(オークラ出版、
2011年)

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 前回の『報告書』のように、「女性天皇制度」、「女系天皇制度」、「女性宮家創設」が「皇統の安泰・悠久につながるのだ」というような虚偽の転倒論理を鵜呑みする日本国民は激減している。


 反日・極左の「国民騙しの煽動」は、今では「不可能」に近い状況である。


 そもそも、皇統の安泰を危惧している我々日本国民は、日本国の“法”であり“国憲・国体”である“男系男子の皇統”の悠久について、第一に、今上陛下及び皇族方のご意向を承りたいのであって、日本国の皇統に関する虚偽や出鱈目ばかりを著作し言論して皇統の断絶、皇室の廃絶に導こうとする卑怯極まる極左革命屋の「御意見」など全く必要としていない。


 では、なぜ我々日本国民は、皇位継承順位や摂政の設置等々に関する“皇室の家憲”であるはずの皇室典範の改悪問題等ついて、今上陛下及び皇族方のご意向を承る機会なく、「(極左)有識者」、「(極左)官僚」、「(極左)マスコミ」の放言ばかりが先行して大合唱され、プロパガンダされるのであろうか?という素朴な疑問に行き着くだろう。


 今回の〔=ブログ作成者〕のブログの内容は、この疑問に対する回答を、中川八洋『悠仁天皇と皇室典範』(清流出版、
2007年)の中から抜粋して掲載させて頂いたものである。


 言うまでもないが、中川八洋氏は、天皇(皇室)、皇統、皇位継承法(=日本国のコモン・ロー)、憲法学、保守主義の政治哲学…等々に関する現在の日本国で随一の正統かつ最高の叡智の保持者であり、正義を貫く“真正の学識者”である。


日本国民は、二千年の国法、万世一系・男系男子皇統を断固護持せよ!


(以下、中川八洋(『悠仁天皇と皇室典範』清流出版社)より抜粋)


 
※本文中の〔 〕内及びアンダーライン:著者。( )内:〔=ブログ作成者〕の補間文。


 わが国の天皇制度の将来を暗澹たるものにしている原因の第一は、男系男子の皇胤が、危機的に細くなっている、そのことにあるのではない。


 この問題は、現存されておられる旧皇族の男系男子が復籍されれば簡単に解決するから、危機は実態において存在しない。


 なぜなら、それによって、今後二百年の皇統は安泰だから、どこに危機などあるのだろう。


 すなわち、皇統が不動に安泰する、旧皇族の皇籍復帰を阻止せんとする天皇制度廃止勢力の暗躍こそが、皇統の未来に暗い影を投げかけているのである。


 男系男子の旧皇族の皇籍復帰を阻止するための「女性天皇制度の創設」が、危機の元凶である。


 もっと正確に言えば、皇統の危機は、第一が女性天皇論、第二が女性宮家論、第三が女系天皇論で発生している。


 加えて、それらの制度化を狙う“皇室典範改悪に踊る狂気”である。


 ・・・今日の天皇制度廃止の革命は、直接的な「天皇制度の打倒」策を採らない。


 “皇位継承権をもつ皇族に、皇位の継承を辞退させる”戦術を中核にした、新しい天皇制度廃止の革命に転換した。


 即位辞退であれ、生物学的な皇胤の絶滅であれ、“皇位を継承する皇族ゼロ=天皇位の空位”に至らしめる、確実で具体的な策が「女性天皇制度」であるので、これが天皇制廃止の戦術として選択されたのである。


 すなわち、「女性天皇制度」とは、女性皇族に皇位継承権を与えておいて、その即位直前、「即位反対!」の大運動を展開して、皇位を継承する、順位筆頭の女性皇族に即位辞退を強要する舞台装置である。


 ・・・女系天皇は、女性天皇が禁止されている限り、この世にはうまれない。


 つまり、女系天皇に反対ならば、女性天皇にこそ反対しなければならない。


 また、皇子・皇女をお産みになる女性皇族が天皇に即位することなど、二千年の皇統史に前代未聞の大革命であり、伝統破壊の極みである。


 ・・・“皇室の家憲”である皇室典範は、「旧皇族の皇籍復帰」と「皇族会議の復活」の、旧皇室典範に正しく戻す、つまり旧に復する、“保守”する方向の二点を除き、決して改正してはならない。


 そのような(二点を除いた)改正は“革新”する方向のものとなるから、“改正”でなく、必ず、皇室伝統を破壊する“改悪”となる。


 つまり、


 ①男系男子の皇族のみが皇位継承権をもつこと(「
皇位の男系男子の原則」)、


 ②女性皇族は婚姻と同時に臣籍に降下すること(「
女系の皇子・皇女の不在の原則」)、


 ③養子は堅く禁止じられること(「
血統による世襲絶対の原則」)、


 の三つの“法”は、皇統護持の最小限の砦である。


 これらの遵守を一つでも疎かにすれば、皇統は瞬時に断絶し、(日本国・日本国民から)天皇制度は消滅を余儀なくされる。


 保守主義の哲学---今上陛下、皇族方のご意向を排除する皇室会議(2)へ続く


【平成
231218日掲載】


バーク保守主義者(神戸発)

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