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保守主義の哲学シリーズ‐‐‐「エドマンド・バーク保守主義」VS『共産党宣言・共産主義の諸原理』(その11)


エドマンド・バーク保守主義VSマルクス/エンゲルス共産党宣言・共産主義の諸原理

 正統の哲学・『エドマンド・バーク保守主義』による、

 虚偽・妄説の『共産党宣言・共産主義の諸原理』の理論的破壊宣言(Part

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上記の共産主義の諸原理』の第二十一問とそのおよび『共産党宣言』本文家族に関する精神欠陥的な虚言・妄言は、「法律婚主義の日本国民、「家族重視・家庭での躾重視の日本国民、「法・慣習・伝統を尊重する日本国民完全無視しても良い

 逆に深く考えない方が良いかもしれない。

 共産主義に逆に洗脳される可能性があるからである。

 ここでは、上記言説の重大欠陥のみを指摘しておく。

 『共産主義の諸原理』の第二十一問とそのについて。

 (1エンゲルスは、「共産主義的社会秩序のもとでは、婚姻は事実婚のみとなり、法律婚は必要なくなる。なぜなら、私的所有を廃止することによって、共同体の所有財産は自分の所有財産でもあるから、妻が夫への従属から解放されて自由になり、子どもの教育を共同体にゆだねることによって、子どもが両親への従属から解放されて自由になるからである。(=逆に言えば、両親も子どもの教育の義務を放棄でき、自由になるからである)」と言っているのである。

 この精神欠陥的な論理転倒は、「家族とは私的所有(=生活を維持するための財産)本来は自由(=バラバラ)になりたい妻と夫と子ども無理矢理嫌々ながら結び付けることによって成立している」という虚言・虚構・妄想から発生する。

 そもそも家族の発生は、人類の発生と同時であって、産業革命がおこり、ブルジョワの私的所有が生じてから発生したものではない。この点からも、上記のエンゲルスの論理が謬論であることが容易にわかる

 そして、結婚とは、私的所有による生活維持という原因によって生じるものではない。そこには、私的所有(金品・財産)を超えた男性・女性の間の深い精神的な愛情があるのではないか我が子に対してもそうではないか

 バーク保守主義者として、私が、断言できることは、正常な日本国民にとっては、古代から「家族とは、自分にとって、『自らの生命』を犠牲にしてでも守るべき、『大切な愛すべき価値ある存在』であった」ということである

 私は、妻や息子のためならばいつでも、どこでも喜んで死ねる。私の命と引き換えに、私の家族を守ることができるならば、いつでも喜んで差し出す準備ができている。

 読者の皆さんはどうか。妻や息子や娘のために死ねますか。

 おそらく、大多数の読者の皆さんの答は私と同じではないどろうか。

 バーク保守主義においては、他者を守るために自らの生命を犠牲にする精神を“最高の道徳”つまり“美徳”とするのである。

 また、道徳とは、美徳ある行為は自らの生命よりも高い価値がある、とする精神のことである

 あるいは、道徳とは、自らが自己に課す義務のことであり、自己犠牲のことである このため、自らの生命を他者のために棄てることも含まれる

 これは、古今東西の全人類に不易の道徳原理である

 このように、道徳価値とは全人類に共通な普遍的価値であり、価値相対主義は適用除外である

 道徳についての、この辺の話は、また別の機会にきちんと説明することとさせてもらう。

 (2)「ここに、共産主義的な女性の共有に対する、道徳堅固な俗物市民の非難への、回答も存在する。女性の共有は、まったくブルジョワ社会に属するもの不倫のことであり、今日では、(合法的な売春として完全に存続しているものである。しかし、(合法的な売春は私的所有にもとづき(=もとづいており)、それ(=私的所有)とともに消滅する。こうして、共産主義組織は、女性の共有を導入するどころか、これを廃棄するのである」について。

 ここは、共産主義者特有の傲慢な虚偽・虚構・論理トリックである。

 エンゲルスの言説が真実であると仮定して、「女性の共有」なるものは、ブルジョワ社会で「不倫」という形で始まったのであるならば、それは、ブルジョワの不道徳の限りであり、そのような不道徳を私は擁護するつもりはない。問題なのは、「不倫」と「合法的な売春」を同一視している点である。「合法的売春」は、金銭(=私的所有)との交換で行われるため、私的所有が廃止されれば、消滅する。

 共産主義者は、これをもって、「女性の共有」を廃棄するというが、全くの虚構・トリックである。

 つまり、共産主義者は、「女性の共有」を廃棄したのではなく、「女性の共有」についての合法・非合法の区別を廃棄したのである。「合法的な売春」がなくなった社会では、「非合法」な不倫や強姦などの性犯罪が多発・激増する。

 エンゲルスの主張は、「道徳堅固な俗物市民の非難」への回答に、全くなっていない

 エンゲルスこそ「不道徳堅固な俗物共産主義者」である

 『共産党宣言』本文について、「家族の廃止」のうち「女性の共有」については、上述のエンゲルスの論理と同様なので、「子どもの教育」についての虚偽・虚構・妄言について述べる。

 (3) 「諸君は、われわれが、両親によるその子の搾取を廃止しようとしていることを、非難するのか。われわれはこの犯行を認める。それでも、われわれが、家庭教育のかわりに社会的教育をおくことによってもっとも親密な諸関係(=家族・親子関係を廃止すると、諸君は言う。

 諸君の教育もまた、社会によって規定されたものではないか。

 そのなかで諸君が教育をおこなう社会的諸関係によって、学校その他をつうじての、社会の直接間接の干渉によって、規定されているのではないか。(=諸君が行う家庭教育も、学校その他をつうじての、社会の直接間接の干渉という社会的諸関係によって規定されているのではないか)

 共産主義者たちは、(家庭教育にしろ、学校教育にしろ、社会に規定されている、つまり社会から作用を受けているのはわかっているから)教育に対する社会の作用を発明するのではない。

 かれら(共産主義者たち)はただ、作用の性格(=間接か直接かの性格)を変えるだけであり、かれら(共産主義者たち)は教育を、支配階級の影響から、きりはなすのである(=家庭教育は社会の作用が間接的であるため、私的なブルジョワ思想が入り込む余地があるので、教育を家庭教育からきりはなすのである)。」

  ここで、共産主義者が言いたいことは、子どもの「両親による家庭教育」も、その両親が社会的な諸関係によって規定されている限り、間接的にではあるが、社会的な諸関係に規定されざるをえない。

 また、子どもの「社会的教育(=国家による教育機関による教育)」は直接的に社会的な諸関係に規定される。

 つまり、「家庭教育」も「社会的教育」のどちらも社会的な諸関係に規定されるのだから、社会的教育にすれば良いではないか、ということである。

 しかし、裏を返せば、「家庭教育」は社会的な諸関係による規定が不十分であり、こどもに両親からの私的なブルジョワ思想が教育される可能性があるため、子どもの教育を家庭から切り離したいというのが、共産主義者の真の狙いである。

 なお、ここで共産主義者の言う社会的教育とは、日本国における小・中学校の義務教育のような学校教育ではない。

 上述の共産主義の諸政策にあったように、(8)すべての児童を、かれらが母親の世話からはなれうるようになった瞬間から、国民の施設で、教育すること(=国家による共産主義洗脳教育・人間のロボット化教育)を意味する。

 自由主義(資本主義)社会で行われる正しい教育思想とは、以下の如きものである

 第一に、その社会の法・慣習・伝統・歴史などの世襲的制度によって規定され

 第二に、現存社会の社会的な諸関係に規定される

 ということである。

 そして、第一の世襲的制度に関する「躾教育」の部分を主に「家庭教育」が担い、第一および第二の「知育」、「道徳教育」、「公民教育」「体育」の部分を主に「学校教育」が担うのである。なお、「家庭教育」が「学校教育」の多くの部分を重複して担うのは当然である。

 エドマンド・バーク保守主義における「家族」について。

 家族は、遠い祖先から連続した人間が人間らしく生を全うするためにも、種を子孫につないでいくためにも、欠くことのできない「必要情報の蓄積された組織」である。親による子供に対する躾(言葉遣い、立ち居振る舞い)や(子育てを含めた)学習・訓練なしには、人間は人間として成長することは万が一にもない人間の誕生と家族の誕生は同時であって、家族がなければ人類は生存していない

 また、家族によって伝統や慣習が蓄積・継承されていき、家族の集合体としての社会規模の拡大とともに、文明社会を作り上げたのである家族は、言語、市場、国家、道徳、法などとともに、自然的に成長・発展した「制度」の一つである

 家族なしにいかなる文明もなかったし、“法”の成長もなかった。家族こそがその出発点であった


次回、保守主義の哲学シリーズ‐‐‐「エドマンド・バーク保守主義」VS『共産党宣言・共産主義の諸原理』(その12)へつづく


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テーマ : エドマンド・バーク保守主義
ジャンル : 政治・経済

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